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復興への歩み希望忘れず 過ぎ行く2012年

復興元年となった2012年が静かに暮れる。東京電力福島第一原発(手前)にも明かりがともり、廃炉に向けた作業が続く=26日、中日新聞社ヘリで約6㌔離れた地点から撮影

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興へ向け、県民が手探りの中で苦闘を続けた平成24(2012)年が、間もなく終わる。
 大熊町と双葉町にまたがる福島第一原発は1日約3千人態勢で、収束に向けた作業が続いている。31日から1月3日までは高線量のがれきの撤去などの土木作業は中断する。しかし、原子炉への冷却注水や使用済み燃料プールの温度管理など24時間態勢で数百人が作業に当たる。
 建屋の地下に地下水が流れ込んでいる影響で汚染水はたまり続けている。東電は敷地内にタンクを増設して対応しているが、いずれ保管場所もなくなり対策が行き詰まる可能性もある。
 除染や避難区域再編、賠償も遅々として進んでいない。県内外への避難者は15万人を超え、古里に戻れないまま2度目の年越しとなる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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