東日本大震災アーカイブ

被災地写し写真展 いわきの高橋さん こむこむで9日まで

古里の姿を写真に収め続けている高橋さん

 東日本大震災の被災地の姿を写真に収め発信し続けている、いわき市のフォトジャーナリスト、高橋智裕さん(39)の写真展「Don't Forget3・11 伝えたいことが、たくさんあります...。」は3日、福島市の「こむこむ」で始まった。9日まで。
 高橋さんは震災時、小名浜港で津波に巻き込まれたが、奇跡的に生還した。その後、地元を中心に精力的に取材を続けている。
 写真展には、震災直後から現在までのいわき市の沿岸部の様子を捉えた作品や子どもたちの笑顔を写した50点を出品した。どの写真にも「震災を忘れてほしくない」という強い願いがこもっている。