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復興関連に重点 県の25年度過疎・中山間地域連携事業

 県が7つの地方振興局ごとに取り組む平成25年度の過疎・中山間地域連携事業は、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故、福島・新潟豪雨災害からの復興に重点を置き、事業総額は過去最高の11億163万円(前年度比4億8441万円増)となる。21日、県庁で開いた過疎・中山間地域経営戦略本部会議で県が示した。
 災害を受け、県内では過疎化や地域の活力低下が懸念される。県は「地域力の育成」「働く場と収入の確保」「生活基盤づくり」を柱に、県総合計画と県第二次復興計画の具現化につながる事業を重点的に実施する。
 県北は「ABK68プロジェクト」と銘打ち、中山間地域の将来を担う人材育成、世代間交流を実施。県北地域と浜通りの東西連携道路整備を進める。県中は農作物の生産現場やモニタリング検査場を見学し、食の安全・安心を体感できるツアーを企画する。
 県南は福島医大と連携し、地域医療の体験・研修事業に取り組む。会津と南会津はNHK大河ドラマ「八重の桜」放送を観光誘客につなげる。相双は避難児童と地元児童が交流できるイベントを開催。いわきはアクアマリンパークを活用した交流事業、正確な情報発信による風評被害対策に力を入れる。過疎・中山間地域連携事業は地方振興局を中心に県の出先機関である農林事務所や建設事務所、本庁の各部局などが連携して取り組む。
 会議では24年度内に見直す県過疎・中山間地域振興戦略の概要も示された。従来の3つの柱「地域力の育成」「働く場と収入の確保」「生活基盤づくり」の前提として、復興・再生に向けた施策を展開することとした。
【平成25年度過疎・中山間地域連携事業の概要】(新は新規)
◆県北
新・あぶくま人財育成総合支援(ABK68プロジェクト)
新・あぶくま四季折々の花回廊事業
新・あんぽ柿復活と伝統の食文化継承
◆県中
新・親子で学ぶ食の安全・安心体験ツアー
新・県中地方おもてなしロードマップ作成
新・再生可能エネルギー導入に係る検討
◆県南
 ・地域医療体験・研修
 ・しらかわアグリツーリズモ支援
◆会津
新・只見線ミュージアムトレインを活用した魅力再発見
新・地域産業6次化「いろは」ゼミ
新・農村地域の着地型観光支援
◆南会津
新・「八重の桜」関連旅行コースによる観光誘客
 ・「南会津を知る。学ぶ。創る。」体験
◆相双
 ・生活基盤の再建
 ・地域医療体験・研修
 ・相双の子どもの絆づくり
◆いわき
新・避難者支援の相談体制整備
 ・アクアマリンパーク活用による交流促進

カテゴリー:福島第一原発事故

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