東日本大震災

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双葉郡初がれき撤去 楢葉の波倉地区で開始

災害がれきを手作業で分類する作業員=楢葉町波倉地区

 東京電力福島第一原発事故の避難区域に残る東日本大震災の津波で発生した災害がれきの処理で、環境省は19日、避難指示解除準備区域の楢葉町波倉地区で撤去作業を始めた。旧警戒区域の沿岸部のがれき撤去は南相馬市小高区に次いで2例目で、双葉郡内では初めて。
 初日は作業員約30人が木材や金属などを手作業で分類した。今後は地区内の仮置き場に搬入してさらに細かく分け、木材などは町内に建設する仮設焼却施設で燃やす計画。
 同省によると、沿岸部の警戒区域(解除後も含む)にある災害がれきは南相馬、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉の6市町で推計47万4000トン。このうち、楢葉町では2万5000トンを2カ所計4ヘクタールの仮置き場に搬入する。仮設焼却施設は町などとの協議を踏まえて候補地を示す予定。
 同省は警戒区域のがれき処理を平成26年3月末までに完了する計画を掲げている。しかし、仮置き場の確保が進んでいないことなどから実現は難しい見通しだ。

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