矢吹町はこのほど、東日本大震災の被害と復興をまとめた「東日本大震災記録誌 矢吹町 あの日と今」を発行した。
大震災の事実を記録として後世に伝えることで、今後の防災対策に生かす目的で作成した。
記録誌は記録編、写真編、資料編の3部構成。記録編では被災状況、災害対策本部の動き、ライフラインの復興や小中学校の再開と、発生から復旧までを時系列的にまとめた。写真編は発生時の生々しい状況を伝えている。大震災を題材にした子どもたちの詩や作文も掲載したほか、昨年7月に国会議事堂で開催した「子ども国会」に出席した子どもたちの「きずな」をテーマにした発表内容も収めた。
A4判、78ページ。7千部発行し町内全世帯に配布したほか、復興支援を受けた関係自治体などに配布した。問い合わせは町企画経営課 電話0248(42)2111へ。
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