東日本大震災アーカイブ

植栽で浪江町民と交流 保原高美術部、福島・宮代仮設を訪問

寄せ植え作業で交流を図った参加者

 伊達市の保原高美術部員は2日、福島市の宮代仮設住宅を訪れ避難生活を送る浪江町民らと寄せ植えを行い交流を深めた。
 生徒たちが進める「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の一環。同部顧問の番匠あつみ教諭(40)と部員10人、住民らの合わせて約40人が参加。
 部員代表の佐藤絵梨華さん(17)が町民の健康などを気遣いながらあいさつした。参加者は部員が風景や動物などを描いた植木鉢にキンセンカやロベリアなどの草花を植栽した。
 作業後には集会所で日頃の活動などを話題に懇親を深めた。