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福島、準備急ピッチ 東北六魂祭

道路の舗装工事が急ピッチで進む4号国道=24日午後10時ごろ

 東北六魂(ろっこん)祭まで1週間に迫った福島市では、開催に向けた準備が急ピッチで進められている。東北六大祭のパレードの舞台となる4号国道では毎夜、舗装作業が行われ、アスファルトの張り替えは終盤を迎えた。県都の大動脈を約1キロにわたって交通規制する初めての工事で、路面の傷みを補修する。道路と歩道の除染作業はほぼ完了し、来場者を出迎える態勢が整った。24日には、パレードの先頭を飾る福島わらじまつりの「大わらじ」が完成した。
 舗装工事はパレードの最中、参加者がつまずくことがないよう路面の状態を整えるのが目的。パレードコースと出演者の待機スペースになる福島市役所北東の旭町交差点から県庁近くの舟場町交差点までの区間で実施されている。午後8時半から翌朝の午前6時半までの10時間、アスファルトを剥がして新たに踏み固めるローラーや大型トラックのエンジン音が鳴り響く。
 工事は4月下旬から始まり連日100人近い作業員が投入されている。27日に終了する予定で、凹凸のない路面がお目見えする。
 国土交通省福島河川国道事務所によると、国が管理する交通量の多い国道を1カ月間にわたって車線規制する作業は極めて異例。福島市の4号国道では初めてだという。施工している建設会社の作業員は「六魂祭の成功を祈っている。安心してパレードしてもらえるよう最高の舞台を用意したい」と張り切っている。
 4号国道と歩道の除染は、来場者にパレードを安心して見てもらうため実施してきた。路肩の堆積物を取り除き、信号や照明などは拭き取り作業をした。効果が表れなかった場所は高圧洗浄で再度、除染した。
 六魂祭の開幕前には測定結果を公表し、同事務所のホームページにも掲載する。

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