東日本大震災アーカイブ

477人の冥福祈る 磐梯山噴火殉難者を供養

磐梯山噴火の犠牲者の冥福を祈った供養祭

 明治21(1888)年の磐梯山噴火で犠牲となった477人の冥福を祈る、磐梯山噴火殉難者供養祭は15日、猪苗代町の西円寺で行われた。
 猪苗代町の「磐梯まつり」の一環で毎年、噴火が起きた7月15日に実施している。実行委員長の一ノ瀬正一猪苗代町商工会長が「災害の教訓を後世に伝えるとともに、美しい自然を守ることを誓う」と式辞を述べた。
 読経、出席者による焼香に続き、猪苗代町の前後公町長、鈴木武喜町議会議長がそれぞれ供養の言葉を述べ、遺族代表の渡部喜昭さんが謝辞を述べた。