東日本大震災アーカイブ

復興住宅に県産木材 県が整備計画改定

 県は第一次県復興公営住宅整備計画を改定し、県産木材の活用やサンルームの設置などを盛り込んだ。16日、県庁で開かれた新生ふくしま復興推進本部会議で示した。
 木造の公営住宅については県産木材を取り入れ、利用拡大につなげる。鉄筋コンクリート造りの場合も内装材に活用する。地域の気候に配慮し、会津地方の住宅には、日光を室内に取り入れるサンルームを設置する。
 改定版には、太陽光発電設備の設置や工期短縮に向けた設計施工一括選定方式の採用なども盛り込まれた。
 第一次計画で、県は約3700戸の公営住宅の整備を予定している。