東日本大震災

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掘削機故障で遅れ 第一原発海側地下水くみ上げ設備の設置

 東京電力福島第一原発の汚染水が海に流出している問題で、東電は17日、「ウェルポイント工法」と呼ばれる地下水くみ上げ設備の設置作業の完了時期が、当初予定の18日から数日ずれ込むと発表した。掘削機が固い岩盤に当たり、故障したため。
 計画では、第一原発1、2号機の海側の地中に長さ4・6メートルの鉄管を28本設置し、真空ポンプで強制的に地下水をくみ上げる。17日までに鉄管22本の設置と1本の掘削作業が完了したが、掘削機の故障で、5本の掘削作業が残っている。東電は19日以降、代替えの掘削機で作業を再開させる。
 地下水のくみ上げは、海際の地盤を改良した「土の壁」の影響で、地下水位が上昇したことに対応する応急措置。28本の1日のくみ上げ量は最大約70トンで、集水升(しゅうすいます)と合わせて100トン弱になる。


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