伊達市の保原総合公園が15日、新装オープンする。園内の除染を完了し、大型遊具の他、ブランコやローラースライダーなどを設置した。新たに芝生広場を整備し、子どもが楽しめる環境を整えた。市は県外に自主避難中の人にもPRしており、帰還の呼び水にしたい考えだ。
開園当日は、午前9時からオープニングセレモニーを行う。「元気はつらつプロジェクト」として、旧亀岡家住宅での絵本の読み聞かせと昔話、中央広場でのうまいもの広場、グラウンドではタグラグビー教室、ウオーキングなどが行われる。
スポ少や中学で野球やソフトボールに取り組む子どもを対象にしたプロ野球「名球会」野球教室は午前と午後の2回、野球場で催す。2097安打を放った名捕手の古田敦也さん、317勝を挙げた名投手の鈴木啓示さんら5人が指導に当たる。
石川県羽咋(はくい)市の千里浜砂像協会の会員が公園駐車場の特設会場でサンドクラフト作りを進めており、武将・伊達政宗公と「八重のふるさと」と刻んだ巨大砂像が姿を現した。14日も作業を続行、見学を歓迎している。
イベントの問い合わせは伊達市総務部 電話024(575)1111へ。
()