東日本大震災

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小惑星に「星の村」 田村で被災の天文台にちなみ

1996年12月、高知県芸西村でアマチュア天文家の関勉さんが撮影した小惑星。「星の村」と命名された(10分間隔で多重露光)

 池谷・関彗星(すいせい)の発見で知られる高知市のアマチュア天文家関勉さん(83)が、17年前に発見した小惑星を、東日本大震災で被災した田村市の天文台にちなむ「星の村」と命名し、19日までに米国の国際天文学連合・小惑星センターに申請した。申請は11月初めで、数カ月後に認められる見通し。関さんは被災地復興の希望になってほしいとの願いを込めながら「子どもたちに、夜空を見上げて夢への思いを新たにしてほしい」と話した。
 田村市の「星の村天文台」は東日本大震災で被災。修理された天体望遠鏡は「絆 KIZUNA」と名付けられ、復興の象徴となっており、大野裕明台長(65)は「ぜひ、命名された星を観測するイベントを開きたい」と喜んだ。
 新たに命名した小惑星は関さんが1996年12月11日に高知県芸西村で発見した。来年4月上旬には地球に最も近づく。その時点での明るさは16等級で肉眼では見えないが、口径20センチ以上の望遠鏡があれば観測できるという。

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