いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は29日、強風などの影響で延期していた4度目の試験操業を行った。今回の対象魚種は12魚種で、このうちケガニの水揚げはなかった。 漁獲量は合わせて約2.7トン。検査場がある小名浜魚市場に集約され、放射性物質検査が行われ、いずれの魚種も検出限界値未満だった。 鮮魚はいわき仲買組合を通して30日朝に市中央卸売市場で競りに掛けられ、同日中に地元スーパーなどに並ぶ。 ミズダコなどの加工品は12月2日に同市場に出荷する予定。
(2013/11/30 11:53カテゴリー:福島第一原発事故)