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試作機を開発 世界初の無人モニタリング飛行機 JAEAとJAXA

 日本原子力研究開発機構(JAEA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、無人飛行機を使った放射線モニタリングの世界初の実用化に向けて試作機を開発した。24日、浪江町の避難指示解除準備区域で飛行試験を行う。JAEAとJAXAが17日、福島市のJAEA福島技術本部福島環境安全センターで発表した。
 無人飛行機は、有人ヘリコプターよりも低空飛行が可能で、無人ヘリよりも長時間の飛行ができる。このため、これまでよりも精密で広範囲のモニタリングが可能になる。100キロ離れた場所からの遠隔操作ができるため、被ばくリスクの低減にもつながる。
 今後、地形に合わせて高度を調整できる機能を開発し、信頼性や安全性を高めて実用化する。森林火災など緊急時への対応も期待できるという。
 JAXAの無人飛行機技術とJAEAのモニタリング技術を組み合わせ、平成24年度から3年計画で開発を進めている。これまで、北海道で飛行試験を行い、安全性が確認されたことから、浪江町でデータ取得などを試験する。

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