東日本大震災

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新年会絆強める ハワイアンズ 広野町老人クラブ連がカラオケや入浴

ハワイアンズで開かれた町老人クラブ連合会の新年会

 広野町老人クラブ連合会の新年会は20日、いわき市のスパリゾートハワイアンズで開かれた。
 ハワイアンズは東京電力福島第一原発事故の発生後に一時、町の2次避難所になった。昨年、連合会はハワイアンズで恒例の新年会を復活させた。お年寄りは今年も避難時の感謝の気持ちをあらためて伝えると同時に会員同士の絆を強めた。
 町内や市内の仮設住宅から臨時バスが運行され、加盟10クラブの会員約540人のうち昨年より20人ほど多い約140人が参加した。大和田高男会長(75)が「皆さんの協力を得て老人クラブ活動を町内で楽しく、そして活発に展開していきたい」とあいさつした。遠藤智町長が「町民が元の生活に戻れるよう職員と一丸になって取り組みたい」などと語った。
 お年寄りは昼食を挟み館内を見学した。カラオケ、踊り、入浴、おしゃべりなど思い思いに楽しい時間を過ごした。市内の仮設住宅に避難し週1回ほど自宅に戻るという無職豊島栄さん(77)、秋子さん(73)夫妻は原発事故前から新年会を楽しみにしているという。「友達と何げない会話が楽しい。病院や買い物などいわきは便利だが、いずれ自宅に戻りたい」と秋子さんは話した。

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