東日本大震災

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待望の学びやで授業 被災後に新築保原高の北校舎

真新しい教室で授業に臨む3年生

 東日本大震災で被災し新たに北校舎が完成した伊達市の保原高は22日、全校生約720人が真新しい教室で授業を開始した。3年生は入学以来、体育館やプレハブ校舎での授業を余儀なくされてきた。3月の卒業を間近にして喜びはひとしおだ。
 北校舎は鉄筋コンクリート造り4階建てで、延べ床面積は5156平方メートル。一般教室のほか、視聴覚室、美術室、ワープロ室などが入った。暖房に加え、PTAの協力で冷房設備も備える。屋上には太陽光パネルを設置した。
 21日に引っ越し作業を行い、22日から授業をスタートした。3年生約250人の表情から笑みがこぼれた。
 学校側は「卒業前に何とか新校舎での授業を受けさせたい」と建設業者に依頼し、完成の時期を早めてもらったという。
 前生徒会長の本田健悟君(3年)は「教室が広くて伸び伸びできる。日当たりもいい。卒業前のいい思い出になった」と話した。
 3年生は今月末まで通い、2月からは自宅学習となる。菅野哲哉校長(54)は「短い期間であっても、不便な思いをした3年生が新校舎に入れて良かった。業者の協力に感謝したい」と語った。

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