東京電力は22日、福島第一原発2号機のタービン建屋海側にある観測用井戸の水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が過去最高値の1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表した。 20日に採取した水を調べた。これまでの最高値は16日に採取した水の同270万ベクレルだった。 井戸は護岸から約40メートルの場所にあり、昨年から最高値の更新が続いている。東電は「地下水をくみ上げたことで、高濃度の汚染水が井戸付近に流れ込んだ可能性がある」と説明している。
(2014/01/23 11:34)