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放射線 放射性物質 Q&A WBC検査の結果は

 県内ではホールボディーカウンター(WBC)による内部被ばく検査が実施されています。東京電力福島第一原発事故から3年近くが経過している現状では、どのような結果が出ているのでしょうか。

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■大部分の結果が1ミリシーベルト未満 県外や4歳未満も検査可能に

 現在、WBC検査は県内だけでなく、新潟、青森、広島、長崎の各県に避難されている方を対象としても実施されています。平成25年1月までに約17万人が検査を受けています。その結果、放射性セシウムによる推定内部被ばく線量はほとんどが1ミリシーベルト未満でした。1ミリシーベルトを超える内部被ばく線量が確認されたのは、全体の約17万人のうちで26人にとどまっており、最も高い線量の方でも3ミリシーベルトでした。
 また、1ミリシーベルトを超える内部被ばく線量を確認された方の大部分が、事故が発生した平成23年内に測定を受けた方でした。一方で、それ以降の時期に検査を受けた方の中では、推定内部被ばく線量が1ミリシーベルトを超える方はほとんどいません。
 例えば、25年11月に検査を受けた7050人を見てみると、全員の推定内部被ばく線量が1ミリシーベルト未満でした。
 放射性セシウムによる内部被ばくの低減化を目的として、事故発生当初から現在まで基準値を上回る食品については流通制限、摂取制限が行われてきました。このような措置を取った結果として、放射性セシウムによる内部被ばくは極めて限られていると考えられます。
 従来は検査が難しかった4歳未満の子どもについても、一人座りができるのであれば測定が可能になっています。詳細については、県のホームページを確認するか、県の県民健康管理課に尋ねてみるとよいでしょう。

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