東京電力福島第一原発事故に伴う除染で発生した廃棄物などの仮置き場と現場保管の箇所数は昨年12月末現在、4万8164カ所となった。前回調査(昨年7月末)に比べ2万3910カ所増え、ほぼ倍増した。このうち、現場保管は4万7433カ所。県が28日、発表した。全域が国直轄除染地域となっている7町村を除く52市町村の仮置き場と現場保管の箇所数は【表】の通り。住宅や事業所の敷地内保管は4万4531カ所で、福島、郡山両市が多数を占めている。
除染実施計画に基づく仮置き場は636カ所で、前回調査から188カ所増えた。
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