県は2日、沿岸部の市町や関係機関とテレビ会議で津波到達時の対応を確認した。災害に備えテレビ会議システムが運用されたのは東日本大震災後初めて。
テレビ会議には浜通りで同システムを備える9市町と相馬、双葉、いわき各消防本部、いわき、相双両地方振興局が参加した。小池喜司雄県災害対策課長がシステムを通じ、被害規模の早期把握や連絡体制の確認、各市町の避難マニュアルの再確認などを促した。
テレビ会議に先立ち、福島市の県自治会館で県各課の防災担当者や県警本部の約30人が集った。小池課長が職員の参集態勢や情報伝達の徹底などを指示した。
()