東日本大震災

  • Check

タレント大桃さんと田植え 矢吹町の善郷小5年生が参加

善郷小5年生らと一緒に田植えする大桃さん(右から2人目)

 タレントの大桃美代子さんが校長を務める「田んぼの学校」の田植えは23日、矢吹町大池公園近くの水田で行われた。大桃さんは町内の善郷小5年生と一緒に県産オリジナル米「天のつぶ」を植え、「矢吹と福島の応援をこれからも続けます」と笑顔で話していた。
 「田んぼの学校」はコメ作りの大切さを子どもたちに伝え、有機農法を実践する場として、町と矢吹原土地改良区が開設している。東日本大震災が発生した平成23年と翌年は休止したが、昨年再開した。東京農大出身の野崎吉郎町長は、有機農法に詳しい同大の長島孝行教授と大学時代からの友人同士。さらに、長島教授がテレビ番組を通して大桃さんと知り合いだった。大桃さんも有機農法に興味があったことから震災復興支援のため、昨年から「校長」として参加している。
 田植えには善郷小5年生約80人と、同大の学生約20人、町内の若手農業後継者らが参加した。開校式で野崎町長、諸根重男町議会議長があいさつした。大桃さんが「風評被害に負けず、元気に頑張りましょう」とエールを送った。
 この後、全員で水田に入り、手作業で始めた。冷たい水に子どもたちは歓声を上げながら、丁寧に苗を植えた。最後に10万匹以上のカブトエビの卵をまいた。カブトエビは雑草の種などを食べ、雑草の生育を抑える効果がある。長島教授は「カブトエビを使った農法を、これからのコメ作りの見本にしたい」と期待する。
 10月には大桃さんを招いて稲刈りする。収穫したコメは自分たちで食べたり、PRに使ったりするという。昨年に続いて田植えした大桃さんは「震災から3年が過ぎたけど福島を応援する人はたくさんいます。みんな応援しています」と、子どもたちを温かく見守っていた。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧