浪江町北幾世橋の大聖寺「盆施餓鬼(ぼんせがき)・新盆供養会」は10日、二本松市のほうりん二本松斎場で開かれ、参列者が故人の冥福を祈った。 東日本大震災で本堂が被害を受け、供養会を開けないため会場を移した。東京電力福島第一原発事故で県内外に避難している檀家(だんか)ら約300人が参列した。青田敦郎住職の読経が響く中、参列者は目を閉じて故人をしのんでいた。 参列者は持参した塔場の供養を受けて持ち帰った。
(2014/08/12 12:05)