東日本大震災アーカイブ

鶴ケ城天守閣入場者 今年1~7月 31万1000人 震災前程度に回復

 会津若松市の鶴ケ城天守閣の平成26年1~7月の入場者数は延べ約31万1000人で、昨年同期比で約38%減少した。また、東山、芦ノ牧両温泉の1~7月の宿泊者数も合わせて延べ約34万1000人で、昨年同期比で約21%の減となった。8日、同市の9月定例議会一般質問で室井照平市長が明らかにした。
 26年1~7月の入場者数は、東日本大震災前の20年同期比約1%の減で、震災前とほぼ同程度まで回復したものの、NHK大河ドラマ「八重の桜」のため91万人を超える入場者を記録した昨年の同期を大きく下回った。
 宿泊客数は20年同時期比でも約16%減となっており、市は依然として厳しい状況が続いているとみている。