東日本大震災

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全国の中学生が被災地を取材 仮設での避難生活を理解

原発事故発生後の本県の現状について学ぶ中学生=郡山市・富田町若宮前仮設住宅

 全国の中学生が東日本大震災の被災地を取材する「写真で綴(つづ)る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」は20日、県内で行われた。中学生8人が富田町若宮前仮設住宅(郡山市)や福島空港(須賀川市、玉川村)内のメガソーラーなどを視察し、避難者の生活や再生可能エネルギーなどに理解を深めた。
 福島民報社、河北新報社、岩手日報社が合同で取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」の一環。ニコンが特別協賛した。
 参加したのは中村樹里さん(岩手)、高橋奏音さん(栃木)、小山舞優さん(新潟)、三枝大耀君(山梨)、高橋陸君(岐阜)、三原寛貴君(島根)、正出七瀬さん(広島)、三木柚穂さん(香川)。
 フォトジャーナリストの安田菜津紀さんとお笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規さん、菅広文さんも同行した。
 富田町若宮前仮設住宅では、富岡町民による「語り人(かたりべ)」から原発事故直後の町内の様子や避難生活について教わった。続いて郡山市役所で耐震補強や非常用の電源設備といった防災対策に理解を深めた。
 福島空港内のメガソーラーでは、福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会の安達隆裕体験リーダーらからメガソーラーの概要や太陽光発電システムの仕組みについて教わった。中学生は太陽光パネルの表面やパネル裏のケーブルの点検作業などを体験した。
 三枝君は「まだまだ復興の途上だが、節電意識や太陽光発電など一人一人の力が集まって前に進んでいると感じた」と話した。
 参加者は視察での体験を写真と文章でまとめ、各校で発表する。

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