東京電力福島第一原発事故に伴う精神的損害賠償を東電に求めるため、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)申し立て準備を進めていた相馬市玉野地区の住民は10月1日、月額10万円の支払いを求めて同センターに和解仲介を申し立てる。 住民を支援する、ふくしま原発損害賠償弁護団が25日、明らかにした。 申し立てに加わるのは、24日現在、玉野地区の約86%に当たる139世帯、418人。 同地区は相馬市西部の山間部にあり、全村避難が続く飯舘村などに隣接している。
(2014/09/26 12:01)