県北地区の約50社が参加している「福の鳥プロジェクト」は25日、福島市の第一印刷で研究会を開き、これまでの活動を発表した。
約30人が参加した。5月5日のこどもの日に開催した「にこにこ祭り」や、6月の東京都の東急ハンズ新宿店でのこけしを中心とした福島の物産販売などが報告された。
同プロジェクトの4周年記念講演も行われ、川俣町農業振興公社の斎藤正博社長が「川俣シャモの取り組み~風評被害との戦い~」のテーマで講演した。
東日本大震災後の風評で売り上げが8割ほどに落ち込んだ「川俣シャモ」を震災前の水準まで回復した経緯を紹介した。
同プロジェクトは平成22年に異業種による地域おこしを目指して始動した。震災の発生後は各地で復興イベントなどを開いている。
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