東日本大震災アーカイブ

開通前の常磐道 自転車駆ける 新地から2コースで記念サイクリング

雨の中、6日に開通する常磐自動車道の新地IC付近を走り抜ける参加者

 常磐自動車道の浪江-南相馬インターチェンジ(IC)間、相馬-山元(宮城県山元町)IC間が6日に開通するのを祝う記念サイクリングは30日、新地町の新地ICをスタート・ゴールに行われた。
 浪江、南相馬、相馬、新地、山元の沿線5市町と地元の自転車愛好団体が実行委員会(会長・立谷秀清相馬市長)を組織、東日本高速道路東北支社と連携して企画した。福島民報社の共催。
 新地ICと山元町内を往復するショートコース(約30キロ)、新地ICから山元町内まで走り、南相馬市内まで南下して新地ICに戻るロングコース(約90キロ)の2部門に、県内外から約600人が参加した。
 あいにくの雨の中、参加者は真新しい路面の感触を確かめながらペダルをこいだ。