県は2日、東京電力福島第一原発事故の避難者向け災害公営住宅の第2期募集分の応募結果(速報値)を発表した。全体倍率は2・7倍で、募集した224戸のうち、応募がなかったのは3戸にとどまり、大部分の団地で定数を上回った。
11月28日までの募集期間での応募結果は【表】の通り。福島市の飯坂団地の高齢者や障害者らを対象とした「優先住宅」の1戸で応募がなかった。郡山市の富田団地の32戸で定数割れがあった。それ以外はいずれも定数を上回り、最高倍率は36倍となっている。
県は申し込み内容を確認後、応募件数を確定する。
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