東日本大震災

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餅つきで絆一層強く 猪苗代、浪江町民が交流 避難受け入れが縁 音楽ライブに笑顔の輪

今田さん(中央)を囲み、餅をつく参加者

 東京電力福島第一原発事故のため二本松市に避難している浪江町民と、支援する猪苗代町民の「絆餅つき」が30日、二本松市の安達運動場浪江町仮設住宅駐車場の特設会場で催され、餅つきや音楽ライブなどで盛り上がった。
 原発事故の発生直後、浪江町民が猪苗代町に多数避難した当時のつながりが続いており4回目。猪苗代町の小川医院の今田かおる医師ら町民有志が催した。
 猪苗代町からバスで20人が訪れ、浪江町民約150人が参加した。猪苗代町民はもち米5斗(75キロ)を準備し、「猪苗代もちつき歌」に合わせてついた。浪江町民も1000本ぎねなどで臼を囲み、輪になった。つきたて餅はつゆ、ごま、あんこ、きな粉などをまぶして約250食をこしらえた。
 ライブにはシンガー・ソングライターの七宮史浩さん(福島市出身)と門馬よし彦さん(浪江町出身)がつくるユニット「涼風」が出演した。町民らは手拍子を打ちながら歌を口ずさみ、笑顔の輪が広がった。
 瀬賀範真自治会長は「主催者の支援、応援に感激した。仮設で暮らす町民が勇気や生きる元気をもらった」と感謝していた。

ライブで浪江町民を励ます「涼風」

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