東日本大震災アーカイブ

【県民の健康維持】甲状腺検査 県内の内部被ばく検査 延べ23万3225人

 県が原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査は、平成23年6月から26年11月までに延べ23万3225人を調べた。実施状況は【表】の通り。成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばく累積線量を示す預託実効線量は、99・99%に当たる23万3199人が1ミリシーベルト未満だ。

 1ミリシーベルト以上1・5ミリシーベルト未満は14人、1・5ミリシーベルト以上2・5ミリシーベルト未満は10人、2・5ミリシーベルト以上3・5ミリシーベルト未満は2人だった。県は「全員、健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。

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