東日本大震災

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震災学習栃木で生かす 作新学院中等部1年 北塩原を訪問 津波被害者の体験聞く 

津波で流された際の体験を作新学院の中学生に語る五十嵐さん(右)

 栃木県の作新学院中等部は26日、北塩原村を訪れ、東日本大震災などの震災学習に取り組んだ。1年生約150人が震災の津波被害に遭った女性の体験を聞いた。
 被災地や阪神大震災後の復興した街を訪問し、体験者の声を聞いている。生徒自身ができることを考え、実践しており、本県来訪は2年目となる。
 津波に遭い、夫と叔父を亡くした相馬市の五十嵐ひで子さんと、NPO法人福島学グローバルネットワークの関根文恵事務局長が講師を務めた。
 五十嵐さんは、津波に襲われた時を振り返りながら、悲しい体験を伝えていく語り部になろうと決めた経緯を語った。「なぜ2人に『早く逃げよう』と声を掛けなかったのかと、今でも悔やむ。皆さんは後悔しないようにして」と呼び掛けた。関根さんは被災地の様子を映像などで説明した。
 生徒代表の大倉拓斗君と糸井真宝(まほ)さんが謝辞を述べた。

■文化祭で大震災パネルを展示へ

 作新学院中等部は9月4、5の両日、同校で開く文化祭で東日本大震災と阪神大震災のパネル約200枚を展示する。福島民報社など新聞社3社の協力を受ける。地域の人にも震災被害と防災に理解を深めてほしいと初めて取り組む。

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