日本原子力研究開発機構(JAEA)は6月下旬、原発事故から30年後(平成53年3月)の福島第一原発周辺の空間放射線量を予測した地図を公開した。自然減衰などにより、おおむね現在の4分の1程度になると推測している。
原発事故から5年後(平成28年3月)と30年後の線量状況は【図】の通り。双葉町から浪江町にかけて比較的線量の高い地域が消滅。飯舘村全域や富岡町南西部、伊達市といわき市の一部などでも線量は低下している。
走行サーベイでの調査結果と、これまでの減衰傾向などから線量を予測した。
(カテゴリー:震災から4年)