東日本大震災アーカイブ

【震災から4年8カ月】復興拠点 整備目指す 避難町村

 管内全域で避難が続く各町村は住民帰還に向け、古里の復興拠点整備を目指している。
 
【富岡町】町内の曲田・岡内地区に復興拠点を設ける。町民向け休憩所「町交流サロン」が10月5日に開所した。災害公営住宅も建設する。
 
【大熊町】大川原地区に復興拠点をつくる。福島発電(福島市)が事業主体となるメガソーラーの設置工事が始まった。Jヴィレッジ全面再開に伴い、東京電力が廃炉作業の拠点を移す計画で、約750戸分の宿舎建設に着手した。
 
【双葉町】避難指示解除準備区域の沿岸部を復興拠点とし、再生可能エネルギーゾーンや復興祈念公園・緑地ゾーンを整備する。
 
【浪江町】帰還困難区域外の6号国道沿いに、観光交流や復興状況の情報発信拠点となる施設を建てる方針だ。
 
【葛尾村】村中心部の落合地区を復興拠点とする。住民が触れ合う復興交流館をはじめ、農業倉庫、高齢者向け公営住宅などの整備を進めている。
 
【飯舘村】居住制限区域にある深谷地区の農地に復興拠点を建設している。道の駅や公園、災害公営住宅を整備する。

カテゴリー:震災から4年