東日本大震災アーカイブ

ふたば未来学園高など視察 全国高校PTA連合会長ら

ふたば未来学園高の授業を視察する佐野会長(左)ら

 全国高校PTA連合会の佐野元彦会長らは15日、広野町のふたば未来学園高と、いわき市に機能を移している富岡養護学校を視察した。
 ふたば未来学園高では東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の象徴として開校した教育方針や多彩な講師陣などについて丹野純一校長から説明を受けた。授業も見学した。富岡養護学校では復旧経過などを小野誠子校長から聞き取った。
 佐野会長は「全国約4000校の仲間とともに引き続き福島の高校生を支援していく」と述べた。木戸浩久調査広報委員長、池口康夫常務理事・事務局長、県高校PTA連合会の田中清美会長、青木崇郎事務局長らが同行した。
 全国高校PTA連合会は全国の高校PTAから支援金を募り、被災した本県高校のPTAなどに5年間で合わせて約4350万円を寄贈した。

カテゴリー:福島第一原発事故