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「福島の味」で交流 磐城農高と鹿児島の曽於高 風評対策で初企画

曽於高の生徒に加工品を紹介する磐城農高の生徒(右)

 いわき市の磐城農高は16日、北塩原村の裏磐梯ロイヤルホテルで、教育旅行に訪れた鹿児島県曽於(そお)市の曽於高2年生約160人に県産農産物を活用した創作メニューを振る舞った。
 裏磐梯観光協会が教育旅行の誘致に向けた風評対策として初めて企画した。「高校生の高校生による移動マルシェ」として高校生同士の交流を通し、県産品の安全性や復興への歩みを発信するのが目的。
 磐城農高の生徒が校内のほ場で栽培したコメ「天のつぶ」、いわき市産ナシを加工したたれなどを用いた「ふくしまテンコ盛り焼肉丼」を調理した。会場では磐城農高と同市のいわき海星高の加工品が販売された。
 東日本大震災によるいわき海星高の津波被害や県の食品放射性物質検査の状況などを写真などで紹介した。いわき海星高の生徒がじゃんがら念仏踊り、曽於高の生徒が校歌などを披露し、交流を深めた。
 曽於高商業科2年の山下舞香さんは「福島の食材のおいしさが分かった。福島の高校生の頑張りに勇気をもらった」と笑顔で話した。
 磐城農高食品流通科3年の大平瑠果さんは「県産品のおいしさをこれからも伝えたい」と意欲を見せた。いわき海星高情報通信科3年の古川瑞希君は「福島の高校生が元気に震災を乗り越えようとしている姿を見てもらえた」と充実した表情で語った。
 裏磐梯地区の教育旅行は震災前の平成22年度が約10万泊だったが、26年度は約3万5000泊にとどまっている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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