東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難者が暮らす県内の仮設住宅12団地で木製基礎くいの腐食やシロアリ被害が見つかった問題で、県は21日までに全ての修繕を完了した。
県が修繕した仮設住宅の団地名と棟数などは【表(1)】の通り。計234棟(472戸)で、くいを鋼製の部材で補強したり、シロアリを駆除する薬剤を基礎部分に散布したりした。
さらに、仮設住宅の木製スロープの腐食や雨どいの不備などが見つかった延べ105団地1067棟、151戸の修繕も終えた。修繕した棟数などの内訳は【表(2)】の通り。
今後不具合が発生した場合、管理する市町村の窓口を通じて、NPO法人循環型社会推進センターが対応する。
(カテゴリー:福島第一原発事故)