日本記者クラブは27日まで2班に分かれ、東京電力福島第一原発や廃炉研究の拠点となる楢葉町の日本原子力研究開発機構(JAEA)楢葉遠隔技術開発センター(モックアップ施設)などを視察している。
26日は前日に福島第一原発を視察した班と、27日に同原発に向かう班の計36人が大熊、富岡、楢葉3町の被災地などを回った。同センターでは第一原発建屋内部を再現したバーチャルリアリティシステムを体験したほか、試験用水槽や実規模実証試験設備の建設が進む試験棟などを見て回った。
大熊町で東京電力の福島給食センターを視察し、楢葉町役場では松本幸英町長から昨年9月の避難区域解除後の復興状況を聞いた。
会員の荒木英幸福島民報社東京支社長が参加している。福島民報社いわき支社の円谷真路報道部長兼富岡支局長が被災地の現状を説明した。
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