民進党東日本大震災復旧・復興推進本部の岡田克也本部長は20日、浪江、双葉、富岡の各町を視察した。
浪江町では東京電力福島第一原発事故に伴い帰還困難区域にある津島活性化センターで馬場有町長と意見交換した後、町役場隣の仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」を訪れた。
双葉町では伊沢史朗町長らの案内で中野地区復興産業拠点や復興祈念公園の整備予定地などを見て回った。
富岡町では町役場で宮本皓一町長と懇談。宮本町長が町の現状などを説明し、国の出先機関の町内での早期再開などを求めた。
岡田本部長は視察後、「3町の置かれた状況が異なることを理解した。国としても多様性を認識し、一律ではない対応をしていかなければならないと感じた」と語った。
同党の金子恵美衆院議員(比例東北)らが一緒に訪れた。
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