在日米国大使館農務部のジェス・ポールソン農務官は21日、桑折、国見両町の果樹畑などを訪れ生産現場を視察した。
両町で生産されるモモやリンゴなど農産物の品質が世界で高く評価されていることを踏まえて訪れた。
桑折町では町内伊達崎の南祐宏さん(41)方のモモ畑を訪問した。南さんは開花がピークを迎えた畑で阿武隈川のきれいな水と豊富な日照時間がモモのおいしさにつながると説明した。放射性物質のモニタリング調査の取り組みも紹介した。
ポールソン氏は「福島のモモの安全性や農家のこだわりを知ることができた。今後どんな形で協力できるのかを検討したい」と話した。視察結果は米国農務省のホームページに掲載する予定。
(カテゴリー:福島第一原発事故)