福島民報社など東日本大震災の被災3県の新聞社が取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」のフラワーアート制作作業は5日、福島市荒井の「四季の里」近くの遊休農地で行われた。暖かい日が続き例年より早く菜の花が咲き、早くも黄色の「スマイルマーク」が浮かび上がった。1週間ぐらいではっきりした模様になる。
プロジェクトは福島民報社と岩手日報社(岩手)、河北新報社(宮城)が協力して展開している。趣旨に賛同する「あづまの里『荒井』づくり地域協議会」のメンバーや四季の里職員ら15人が参加した。約55アールの畑に二つのスマイルマークが現れるように、予想図に従って刈り取り整地した。
この会場でのスマイルマーク制作は6回目。14日に「春!スマイル!ふくしま花笑みフェスタin荒井」を催し、手打ちそばを振る舞い、航空写真撮影などのイベントを繰り広げる。
福島市のJR福島駅東口に花時計、郡山市の布引山と猪苗代町の牧草地にもそれぞれフラワーアートを制作する。問い合わせは福島民報社広告局 電話024(531)4161へ。
(カテゴリー:福島第一原発事故)