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自民新総裁、10月4日選出

2025.09.09 16:42

 自民党総裁選挙管理委員会は9日、退陣表明した石破茂首相の後任を決める総裁選について、22日告示、10月4日投開票とする日程を決めた。国会議員と党員・党友が投票に参加する形式とする。幅広い党員の声を反映するのが狙いだが、秋の臨時国会召集が遅れるのは確実で、野党は物価高など政策課題の停滞に批判を強めている。茂木敏充前幹事長は10日、正式に出馬会見を開く。

 総裁選では、少数与党の打開に向けた野党連携や連立枠組みの拡大が焦点となる。

 党則上、党員参加型は選挙期間を12日以上確保する必要がある。森山裕幹事長は記者会見で「解党的出直しを図る重要な機会だ」と意義を強調。鈴木俊一総務会長は「党の浮沈が懸かった総裁選だ」と述べた。

 「ポスト石破」候補の小泉進次郎農相は、総裁選に出馬するかどうか「公務を最優先にした上で考え、判断する」と農林水産省で記者団に語った。関係者によると、高市早苗前経済安全保障担当相と林芳正官房長官も出馬の方針を固めている。