岡山県警は１０日、２０代の知人女性の体を触ったとして不同意わいせつの疑いで、バレーボールＶリーグ女子・倉敷アブレイズの前監督鈴木秀生容疑者（４８）＝同県倉敷市＝を逮捕した。「覚えがない」と容疑を否認している。倉敷アブレイズの関係者によると、鈴木容疑者は９日付で監督を辞任したという。
逮捕容疑は５月１７日正午ごろから午後１時ごろまでの間、同市の屋内で、県内に住む知人女性の肩に突然手を回し、体を触った疑い。
同月、女性の知人から「女性がわいせつ被害に遭っている」と県警に通報があった。県警は経緯を調べている。
倉敷アブレイズは取材に「情報を精査し適切に対応したい」としている。所属するジャパンバレーボールリーグはホームページ上で「選手・スタッフが安心して競技や業務に取り組める環境を確保することを最優先に、必要な支援やケアを行う。皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。