【北京共同】中国国家統計局は17日、8月の若年層(16~24歳)の失業率が都市部で18・9%だったと発表した。学生を除く算出方法を採用した2023年12月以降で最悪の水準となった。大学など学校卒業後に就職できないケースが増えているとみられる。
7月から1・1ポイント上昇し、これまで最も高かった24年8月の18・8%を上回った。25~29歳の失業率は7・2%、30~59歳は3・9%だった。
都市部の16~24歳の失業率は、学生を含めて算出していた23年6月に21・3%に達した。政府は公表を一時停止し、学生を除外する現行の方法に切り替えた。