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自民総裁選、5人が立候補届け出

2025.09.22 10:25

 石破茂首相の退陣表明に伴う自民党総裁選が22日午前に告示され、5人が立候補を届け出た。衆参両院で少数与党となる中、多数派形成に向けた政権枠組みの在り方や当面の物価高対策、党の再建を主な争点に競い合う。混戦が予想され、国会議員295票と同数の党員・党友による地方票をどれだけ獲得できるかが鍵を握る。決選投票になる可能性もある。新総裁は10月4日に選出される。

 7月の参院選後、自民内の「石破降ろし」に伴い山積する政策課題が停滞した。10月4日まで政治空白が長期化する見込みで、野党は臨時国会の早期召集を要求するなど批判を強めている。

 立候補したのは小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安全保障担当相(50)、高市早苗前経済安保相(64)、林芳正官房長官(64)、茂木敏充前幹事長(69)の5氏。いずれも昨年の総裁選に出馬した。

 総裁選は国会議員と地方票の計590票で争われ、有効票の過半数を得た候補が勝利する。1回目投票で誰も過半数に届かなければ上位2人の決選投票になる。投票資格のある党員らは約91万人。