【ニューヨーク共同】石破茂首相は24日(日本時間同)、訪問先の米ニューヨークで記者会見し、自身の退陣表明に伴う自民党総裁選では「政治とカネ」問題も大きな論点になるとの認識を示した。「解決策が見いだされることが国民の支持を得るために必要なことだ」と語った。
日米関税交渉合意に基づき米国の貿易赤字をどう削減し、対米投資を拡大するのかという点も論点だと例示した。政権が進めた防災庁設置や地方創生、農政改革が後退しないよう求めた。
「ポスト石破」については「この1年間、本当に共に汗し、共に涙してきた方が多くの支持を得られることを個人的に望む」と重ねて述べた。