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街なかに♪古関メロディー 福島でフェス ステージ演奏名曲次々

2020.10.19 09:44
自由にアレンジした「栄冠は君に輝く」などの演奏を響かせたユージックフェス
三線を演奏し、歌を披露する佐久本さん

 福島市出身の作曲家古関裕而さんの功績を後世に継承するイベント「ふくしまユージックフェス2020」は十八日、福島市の街なか広場で催され、音楽愛好グループらによるステージ演奏などで市中心部を古関メロディー一色に染めた。

 福島商工会議所青年部と福島市の主催。音楽愛好グループは古関さん作曲の「栄冠は君に輝く」を課題曲とし、自由にアレンジしてギターや管楽器などで奏でた。早稲田大と慶応大の応援部OBも出演し、古関さんが手掛けた早稲田大応援歌「紺碧の空」、慶応大応援歌「我ぞ覇者」を声高らかに歌った。

 古関さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」で主人公古山裕一の弟・浩二を演じている佐久本宝さんが特別ゲストとして登場。ドラマの楽屋では福島弁が飛び交うなど、アットホームな雰囲気の撮影現場の様子などを紹介した。沖縄県出身の佐久本さんは三線(さんしん)を手に歌も披露した。

 会津若松市出身の歌手山猿さんも出演し、会場を盛り上げた。

 来場した福島市の無職飯田玲夫(あきお)さん(80)は「古関メロディーは多くの人を元気づけてきた。イベントなどを通じ、若い人に受け継がれてほしい」と話した。