福島県は福島県内で三人の新型コロナウイルス感染が確認されたと十五日、発表した。三人の陽性は十四日に判明した。十四日現在の病床使用率は19・4%(前日比1・2ポイント減)となり、政府の分科会が示すステージ3(感染急増)の指標「20%以上」を下回った。病床使用率が20%未満になるのは二月二十四日以来、百十日ぶり。
福島県によると、新規感染者三人はいずれも感染経路が分かっていない。県内の感染者は累計四千七百二十一人となった。
県内では病床使用率が改善し、感染状況を判断する七つの指標は十四日現在、全てステージ2(感染漸増)の水準となった。ただ、県新型コロナ対策本部の担当者は「火曜日発表分は感染者数が比較的少ない傾向にある。今後も油断せずに感染状況を注視しなければならない」とし、基本的な感染対策の徹底などを改めて県民に呼び掛けている。
県発表の三人の内訳は次の通り。
▼郡山市・1人▼相馬市・1人▼三春町・1人