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福島医大開発の抗体マスクとスプレー先行販売 福島市のいちい街なか店

2021.12.01 17:42
抗体を使ったマスクやスプレーを買い求める来店客

 福島医大が新型コロナウイルス感染症の回復者から取得した抗体「IgA」を用いて開発したマスクとスプレーの先行販売が1日、福島市栄町のいちい街なか店で始まった。初日から多くの人が訪れ、「感染防止に」と買い求めている。6日まで。

 マスクには抗体を染み込ませた特殊なフィルターが搭載されている。ウイルスが入り込んだ場合、抗体とウイルスが結合し、鼻や口から体内に入るのを防ぐ。スプレーにも抗体が入っており、布やウレタン製のマスクの内側に吹き掛けて使う。

 マスクは1箱20枚入りで税込み3960円。1000箱限定。来年1月に本格的に販売を始める。スプレーは1本30ミリリットル入りで税込み3278円。2000本限定。先行販売終了後、いちい15店舗で販売する。