県、県教委、福島市、郡山市は新たに計6件の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと2日、発表した。
県によると、県県中保健所管内の高校で生徒6人のクラスターが起きた。1月28日に1人、31日に3人、2月1日に2人の感染が確認された。
県教委によると、いわき市の磐城高で生徒13人、平工高で生徒9人、湯本高で生徒14人の計3件のクラスターが発生した。
磐城高では1月28日から2月1日までに陽性が判明。4日まで学年閉鎖とする。平工高は1月28日から2月2日までに陽性が確認された。3日から4日まで臨時休校とする。湯本高は1月19日から2月2日までに陽性が判明。1日まで学年閉鎖し、2日から通常通り学校を再開した。濃厚接触者については3校とも調査中という。
福島市では、市内の事業所で従業員5人によるクラスターが発生した。市によると1月28日に30代男性と50代女性の感染が判明。29日に40代男性と30代女性の陽性が明らかになった。2月1日に50代女性の感染が確認された。同事業所は7日まで休業している。
郡山市では市内の保育施設で職員と園児6人によるクラスターが起きた。市によると、内訳は保育士2人と園児4人。1月28日から2月2日にかけて感染が判明した。