福島県と福島、郡山、いわき各市は新たに5件の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと3日、発表した。
県によると、広野町のふたば未来学園中・高で生徒30人と職員2人の計32人のクラスターが起きた。
いわき市によると、市内の児童施設で児童13人と職員2人の計15人によるクラスターが発生した。1月28日に児童2人の感染が判明。2日までに13人が陽性となった。いずれも無症状か軽症という。
郡山市によると、市内の私立高校で職員1人、生徒5人の計6人のクラスターが発生した。1月31日に30代男性職員1人、1日に女子生徒1人、2日に男子生徒3人と女子生徒1人の感染が分かった。休校などの対応は検討中という。
福島市によると、市内の事業所と陸上自衛隊福島駐屯地でクラスターが起きた。
事業所では従業員6人が感染した。2月1日に10代女性1人と20代女性1人の陽性が判明。2日に10代女性1人、30代女性1人、30代男性1人の感染が確認された。3日に30代女性1人が陽性となった。2日から休業している。
駐屯地では男性隊員7人が感染した。1月30日に30代1人、31日に20代1人の感染が確認された。2月1日に30代2人、2日に20代1人と30代1人、3日に30代1人の陽性が明らかになった。
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いわき市は市内の市立小学校で児童8人と職員1人の計9人によるクラスターが発生したと3日までに発表した。学校は4日まで休校している。